Prinkun

ナチュラルな心で、感じたことを言葉に

林住期

林住期って知ってますか?

人生を4つの時期に分けて考える四住期の中で、

学生期、家住期、の次に来るのが林住期

そして、最後が遊行期となるそうです。

何となく、漢字を見て、なるほどと納得できますよね。

 

子供のころは親の保護されて、日本では義務教育を受け、

さらに高等教育、専門的知識など、

いろいろなことを学びます。

 

 落ち着いたころに、家庭を持ちます。

結婚してもしなくても、

家という自分の居場所を手に入れ、

そこを大切に守っていくことが

人生の目的であったり、生きがいであったり。

家に住む時期となっていきます。

 

そして、50代、

この世に生を受けて半世紀、

世の中も、社会もいろいろ変わっていくなかで、

人生について、また、様々なことを思います。

林に住む時期と書きますが、

社会からちょっと離れた目で、社会を見守り、

ちょっと離れたところにいて、自分自身を知り、

仕事を引退して

ゆっくりと人生を考えるべき時期ということでしょうか。

 

そして最後が遊行期とあり、

周りの気づかいや、苦労をわかりながらも、

自分のやりたいように生きていけばいいということでしょうか。

 

実は私、まだこの本を読んではいないのですが、

タイトルにとても興味を持ち、

本が手に入る前の今から

いろいろ考えを巡らせてしまっております。

 

五木寛之氏が何を書きたかったのかなど

とてもわかりませんが、

私なりに、この林住期という言葉が好きで、

今の私は林住期と思うと

心がほっと元気になってくる感じがするのです。

 

 

人生100年時代と言います。

60過ぎても、70になっても

働かなければ生きていけない時代ですが、

私達、ここで、

ゆっくりと人生を振り返り、周りを離れたところから見守ることが必要な時期にきているのではないかとも思うのです。