第11番札所 下相野の観音様
深浦まで南下した後は
日本海を眺めながらの北上。
101号線から左に入る目印にしていた消防署が
今はスーパー佐藤長に変わっている。
新しい道路もできて、さらにわからなくなっていくのだろう。
いや、今の時代、カーナビがあるから大丈夫かな?
来るたびに新しい建物ができたり、家が建てかえられたりしているけれど、
調子よく、
見覚えのある場所をつなぎ合わせて
吸い寄せられるように到着できました。
本によれば、江戸時代から、観音様として安置され、幕末、明治維新を経て
高城八幡宮となった際に神殿に奉安されたとのこと。
時代の移り変わりによって様相も変わってくるけれど、
この付近は水田地帯で、江戸時代に新田として開墾されてから、
開墾に成功して財を成した方の手により、
観音堂創建がかなったとのこと。
ここの御詠歌は
のちのよを ねがうこころは しもあいの
しらがのゆきの ふらぬそのまに
なんか心に残るのです。
昨今の海外の戦争、コロナなどの病、
みんなが、サスティナブルな世の中を願いつつ
なかなか、そうはいかない世の中
ご先祖様方の思いや願いは
どうかなえられるのでしょう。